
気候変動への対応を目指す植林
中東のカタール・ドーハで地球温暖化対策を話し合う国連の会議COP18=「気候変動枠組み条約第18回締約国会議が行われています。15年に全ての国が参加する新たな温暖化対策の枠組みの合意」に向け、一定の方向性を示せるかが焦点となりますが、対策を行うための負担をめぐり先進国、新興国、途上国の対立で交渉の難航が予想されるます。京都議定書加盟国としてベトナムは温室効果ガス排出量を削減するため努力しています。

WB世界銀行によりますと、ベトナムは再生可能エネルギーを発展させるための潜在力がある国です。現在、ベトナムでは 総出力300メガワットの水力発電所及び41万4千メガワットの発電能力を持つ風力発電の潜在力があります。また、太陽エネルギーも豊富で、CDMクリーン開発メカニズムプロジェクトの実施に便宜を図っています。ベトナムエネルギー・環境株式会社のダン・ティ・ホン・ハン(DangThiHongHanh)副社長は次のように語りました。
「テープ」「再生可能エネルギーはベトナムの潜在力であると言えます。水力エネルギーもありますし、風力エネルギーもあります。現在、わが社は南部バクリェウ省で大規模な風力発電所を建設中です。また、ベトナムでは地熱エネルギーもあります。」
ハン副社長はこのように語りました。

ベトナムでは、自然エネルギー開発プロジェクトとともに、CDMクリーン開発メカニズムプロジェクトも実施されています。ベトナム資源環境省によりますと、CDMのプロジェクト300が実施されていますが、新規プロジェクト160件は国連の承認を受けています。その一方、ベトナムは温室効果ガス排出量削減プロジェクトを行うため、国内外の財政面及び技術面の支援を呼びかけています。ベトナム資源環境省の国連気候変動枠組条約・京都議定書実施指導委員会のグェン・カク・ヒェウ(NguyenKhacHieu)副委員長は次のように語りました
「テープ」
「現在、クリーン開発メカニズムプロジェクトに関して、ベトナムはベトナムの潜在力に関する研究・評価があります。ベトナムは努力すれば、今後、二酸化炭素の2500億トンを削減できると思います」
ヒェウ副委員長はこのように語りました
ベトナムは自国の努力で、国連気候変動枠組条約及び京都議定書の実施に寄与することでしょう。